「お稲荷さんのパワースポット駅」
栗林公園北口駅は1986年開設の比較的新しい駅である。香川県を代表する大名庭園である栗林公園付近にはJR高徳線次駅の「栗林駅」、コトデン琴平線の「栗林公園駅」の3つの駅があるが、公園に一番近いのが当駅である(300m弱)。
旧市街の閑静な住宅地のはずれにありながら近くに私立英明高等学校や香川大の附属小学校があるおかげで、朝の通学ラッシュ時にはここでティーンエージャーがごそっと降りて終点の高松駅までは、車内が一変しておじさんおばさんの加齢臭溢れる列車となる(笑)。
この駅の隣は正一位の中野稲荷大明神である。高松の人は知っている様で案外と知らないのだが、高松市中心部にある「峰山」はいわゆる通称であり、それは石清尾山(いわせおやま)、稲荷山、紫雲山、室山、浄願寺山、小山の6つの山からなる山塊である。その中のひと山の名前にまでなる由緒正しい稲荷大明神がここである。
鉄道高架が鳥居の後ろを通っている関係で、駅からの乗り降りの際にはうっそうとした社の杜の横を抜けることとなる。なにかしら自然と手をあわせたくなるスポットである。
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「お稲荷さんの参拝口の隣に駅がある。「中野稲荷大明神駅」でも不思議ではない風情。」
お稲荷さんの参拝口の隣に駅がある。「中野稲荷大明神駅」でも不思議ではない風情。
「駅自体は単線片面の寂しい無人駅」
駅自体は単線片面の寂しい無人駅
「ホームから一般道に降りる道にはお稲荷さんの幟旗が立ち並ぶ。」
ホームから一般道に降りる道にはお稲荷さんの幟旗が立ち並ぶ。
「お稲荷さんから駅を望む」
お稲荷さんから駅を望む
「駅前の観光案内看板。学生が多く通学利用する駅なのでこうなったのだろうか?(涙)」
駅前の観光案内看板。学生が多く通学利用する駅なのでこうなったのだろうか?(涙)
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