「ホームは続くよどこまでも」
五十崎町は内子に接した大凧で有名な古くからの町である。近年、内子と合併して町名は消えたが、約百年の歴史を持つ駅名はそのまま残っている。ホームに待合所があるだけの簡単な棒線駅であるが、そのホームがなぜか異様に長い。いかに長いかというと、駅を通り越してトンネルの中にまで入り込んでいるのである。
そもそもこの区間の普通列車は長くても2、3両。もちろん特急列車は停まらないのでまさしく無用の(失礼)長物である。余裕がありすぎてオーバーランのリスクが少ない。なにせ行き過ぎてトンネルに入っても、まだ大丈夫である(笑)。
なぜトンネルの中にまでホームが続いているのかは定かではないが、雨風の強い日にトンネル内で列車待ちをしていても、そこまで来て停まってくれるわけではないので要注意である。そんな奴はいないか(笑)。
ちなみにマニア間では駅そのものというよりも回文駅名として有名らしい。ローマ字表記では前から読んでも後ろから読んでも「IKAZAKI」となる。同じような駅名のものには東京の地下鉄の赤坂駅「AKASAKA」がある。日本中に無数にいる鉄道マニアの中には年がら年中そんなことばかり考えている者もいるわけであるので、こういった田舎の無名の駅にとっても、突然にいったい何が幸いするかもわからないのである(笑)。
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「「いかざき」と読む。看板表記のとおりローマ字で読むと前からよんでも後ろから読んでもIKAZAKIとなるが、別にDQN名として命名したわけではない。(笑)」
「いかざき」と読む。看板表記のとおりローマ字で読むと前からよんでも後ろから読んでもIKAZAKIとなるが、別にDQN名として命名したわけではない。(笑)
「やたらと長いホーム。特急列車でも停車できるようになっいるらしいが、残念ながら停まるダイヤは組まれていない。(笑)」
やたらと長いホーム。特急列車でも停車できるようになっいるらしいが、残念ながら停まるダイヤは組まれていない。(笑)
「そのホームを内子方面に突き当たるとトンネルがあるが、まだまだホームは延びている。」
そのホームを内子方面に突き当たるとトンネルがあるが、まだまだホームは延びている。
「どんどん延びて」
どんどん延びて
「30メートルでつきあたり。」
30メートルでつきあたり。
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