「町全体がクリスマス」
オレンジタウン駅はJR四国で唯一のカタカナ表記の駅である。丘の上の新設住宅地であるオレンジタウンの分譲にあわせて1998年につくられた新しい駅である。およそ四国の駅らしくない(笑)美術館のようなデザインの駅としても有名であるが、今回のネタはむしろ住宅地の方にある。
実はこのイベントは代理店や行政が企画したことではないらしい。10年ほど前にM下家とT橋家の2軒がクリスマス期間に我が家をイルミネーションで飾ったことが発端となり、毎年次々と他の家々に伝播していき、今では約100戸の家がクリスマスイルミネーションを灯し、町全体がディズー○ニーランドの夜間パレードのように光り輝くようになったのである。
あくまでも一般の住宅地なので他のクリスマスイベントのような出店もステージもないが、噂が噂を呼び今ではクリスマス時期ともなれば夜は見物の人や車で一杯になる。なんでもないことをみなで一斉に行うことで立派な事業になるひとつの見本である。
期間は毎年12月1日から25日までの17時から22時。くりかえすがあくまでも一般の住宅街の善意のイベントなので、住んでいる人たちの迷惑にならないように静かに見物しよう。
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「駅舎はとても駅とは思えない造り。無人駅なので喫茶店ではない。」
駅舎はとても駅とは思えない造り。無人駅なので喫茶店ではない。
「国内でもとても珍しいカタカナ表記の駅である。」
国内でもとても珍しいカタカナ表記の駅である。
「昼間はなんの変哲もない閑静な住宅地」
昼間はなんの変哲もない閑静な住宅地
「夜になれば一変して違った町になる」
夜になれば一変して違った町になる
「クリスマス時期は夜間に散歩していても、さすがに不審者には間違えられない。(笑)」
クリスマス時期は夜間に散歩していても、さすがに不審者には間違えられない。(笑)
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