「てんでばらばらでも変じゃない」
長かった四国の鉄道の巡礼もここでようやく結願である。ここは四国の鉄道の果ても果て、阿佐東線は既に県境を越えて高知県に入っている。ここから先は室戸岬までバスで一時間。途中には海以外はなんにもない。 阿佐東線全3駅のホームには駅名標が立っているが、写真のようにそれぞれまったくタッチが違う。というのも各町のキャラクターをそのままイラストに取り入れたかららしい。おまけに県をまたいでいるのでなおさら変になるのかと思ったが、これが不思議と違和感が少ない。やはり、結局、線路で繋がっているからである。
昔から甲浦は徳島方面と高知県安芸方面からの両県のバスの終点乗り換え地点であった。徳島市内に向かう甲浦駅もでき、小さいながらも四国南東部のターミナルポイントである。ここには高知も徳島も阿波も土佐も無い。どっちだって良いのだと思う。
線路は四国全土を駆け巡りレールの上に境界線はない。各土地の個性はばらばらでも結局は一本つながりである。四国四県のこれからをイメージしながら鉄道の88箇所これにて終点であります。長い間のご乗車、たいへんお疲れ様でした。
|
「終着駅らしい立派な建物。列車は日に数本なので切符販売と売店のおばちゃんは買い物にでかけて不在。(笑)」
終着駅らしい立派な建物。列車は日に数本なので切符販売と売店のおばちゃんは買い物にでかけて不在。(笑)
「長かった四国の線路もここで終わりである。」
長かった四国の線路もここで終わりである。
「第一の駅「海部」は漫画チックなウナギとホタルのイラスト」
第一の駅「海部」は漫画チックなウナギとホタルのイラスト
「第二の駅「宍喰」は一転して風景画 字のフォントも少し違う。」
第二の駅「宍喰」は一転して風景画 字のフォントも少し違う。
「第三の駅「甲浦」は落書き風のサーファーである。右上のキャラクターはいったいなんなんだろうか?(苦笑)」
第三の駅「甲浦」は落書き風のサーファーである。右上のキャラクターはいったいなんなんだろうか?(苦笑)
|