「いつ?誰が?なんのために?」
三加茂駅は旧三加茂町の名前を関したホームだけの棒線駅である。旧三加茂町は平成の大合併で三好町と合併して東みよし町となり隣の阿波加茂駅が主駅となってしまったのであるが、この駅の周辺には三加茂のいろいろな遺跡が色濃く集まっている。
なぜかここには四国を代表する巨木の一つ「加茂の大クス」や全国に信者を持つ「お花大権現」、前方後円墳「丹田古墳」を代表とする、数々のパワースポットが多い。だいたい町自体が住民の半分は「川原」姓であり、言い伝えによればここからおなじくパワースポット「六地蔵峠」を越えて祖谷に逃げのびた平家を追討に来た源氏の一部がここに住みつき、「源」の字の「さんずい」と「原」を分けた「川原」を名乗ったという言い伝えがあるほどである。
駅前の金丸八幡神社は秋祭りの神事が無形民俗文化財となっているパワスポであるが、この国道側にも奇妙な石板群が道路沿いに一直線に並んでいる。由来については不明であるが、地元の人には「三加茂のストーンヘンジ」と呼ばれているらしい。
また、町出身の有名人として大々的なPRはしていない、いや出来ないが(笑)、三加茂町は山口組を日本最大の広域暴力団に拡大した三代目田岡組長の郷里である。駅の裏には墓地が広がるが、その昔はお盆に黒塗りの車が何台も停まっていたという別の意味の伝説まであるが定かではない。
三加茂駅周辺はその道の人にはたまらない四国屈指のパワー(いろんな意味で 笑)ゾーンである。
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「おなじみの単線のホームだけの駅である。」
おなじみの単線のホームだけの駅である。
「駅前の金丸八幡神社。秋祭りの宵宮の降神の神事は無形民俗文化財となっている。」
駅前の金丸八幡神社。秋祭りの宵宮の降神の神事は無形民俗文化財となっている。
「駅前の国道192号線の交差点に意味不明のストーンヘンジが。」
駅前の国道192号線の交差点に意味不明のストーンヘンジが。
「国道と神社の境内との境である。なにか由来があるのだろうか?」
国道と神社の境内との境である。なにか由来があるのだろうか?
「駅ホーム東端から見える寺の墓地。こちらはこちらで別のパワーの伝説が。」
駅ホーム東端から見える寺の墓地。こちらはこちらで別のパワーの伝説が。
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