「知らない人は読めないが・・・。」
徳島線には25の駅がある。その中でも徳島駅を出て12番目の学駅までは、「正しく読めない」駅が多い困った区間である(笑)。
まず三つ目の駅が「鮎喰」これは辛うじて「あくい」と読める。続く次駅は「府中」。日本人なら誰が読んでも「ふちゅう」である。ところが読み方は「こう」。中国人が読んでも「こう」ならない(座布団一枚 笑)。このあたりの徳島市国府町府中は、その名のとおり阿波の国府(府中)のあった地区であるが、「ふちゅう」=「不忠」に通じると大昔に誰かがいちゃもんをつけたらしく(笑)、そんなら孝行の「孝」=「こう」なら文句無かろうと読み方を変えたらしい冗談のような地名である。
「石井」「下浦」と続いて七つ目が「牛島」。この地区も牛島と書いて「うしのしま」と呼ばれる。続く駅が「麻植塚」。日本漢字検定上級テストに出てくるようなこの地名は「おえづか」と読む。すいません無学な私は読めませんでした。
そして最後に12番目が有名な「学」(がく)となる。これらの一連の地名、地元に言わせれば、読み方を得意がって教えてくれるのであるが、こんなもん読めなくても、地元数千人を除く全国1億4千万人の日本国民の生活においては、まったくなんの支障もないのである。(笑)
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「ふちゅうえき」
ふちゅうえき
「でも振り仮名は」
でも振り仮名は
「普通は「うしじま」やろ 」
普通は「うしじま」やろ
「続いてホームだけの駅」
続いてホームだけの駅
「こんなん読めるか?」
こんなん読めるか?
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