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「この駅の続き方は宗教戦争か?」
 鳴門線の時刻表を見てみると、池谷駅から数えて三つ目に「教会前駅」があり次が「金比羅前駅」である。たいへん異常な駅の続きである。すわ「キリスト対ヒンズー教か?」、「世界四大宗教の呉越同舟か?」と疑ってみたくなったので確かめにいくことにした。
 
 まず教会前駅であるが駅を降りても屋根の上に十字架らしきものはない。ただ駅前からの道路の突き当たりに立派な建物があり、そこは『天理教撫養大教会』であった。調べるとこの駅は1924年の開業で当時の名前は「天理教前停留所」であったらしい。それがいつしか「教会前」に改称されたということだ。まぁ例えば、たまたまキリスト教の教会があったからといって「キリスト教前駅」を造っていたら日本全国がバチカンみたくなってしまうので、改称の理由がわからぬでもない(笑)。
 
 続く金比羅前駅で降りてみると、こちらはストレートに金比羅神社があった。日本全国に金比羅神社はたくさんあるのだが、おそらくこちらは単に早い者勝ちで命名したのであろう(笑)。
 
 人騒がせな駅名のつけ方と続き方である。(騒いだのは俺だけか? 笑)
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 「教会前駅を降りると」教会前駅を降りると 
 
   
 「駅正面に天理教教会が」駅正面に天理教教会が 
 
   
 「金比羅前駅で降りて」金比羅前駅で降りて 
 
   
 「ホームを鳴門方面に降りると」ホームを鳴門方面に降りると 
 
   
 「金比羅宮があった」金比羅宮があった 
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