「田舎の駅に乗り場が5つ」
端岡駅は高松駅と坂出駅の中間点に位置する駅である。郊外の住宅地に位置しているのでこの区間の駅の中では乗降客も多く平日の日中は駅員が駐在している。
この駅でホームに降り立つと私のような素人でさえもすぐに違和感を感じる。まずホームが離れて3つありそれぞれが互い違いに二つの跨線橋でいびつに繋がっている。乗り場も0番線から4番線まであり、この規模の駅としては無駄に多すぎる乗り場数である。そもそもホームが島状に点在しているのはなぜか?それはこの駅が、快速列車マリンライナー瀬戸大橋線と普通列車予讃線との坂出・高松間における唯一の接続駅であるという理由からきているらしい。
まず鉄道模型風に説明すると(写真の図参照)、入線してくる高松行き普通列車は改札口に直結する0番乗り場で停車し乗り降りをこなすが、同方向の快速列車と接続する際は快速は2番線に停車する。すると0番線の普通列車は車両の両サイドの0番線と1番線の扉を開放する。乗り換えのお客はそのまま移動できると同時に、快速列車利用の当駅での降り客は普通列車内を通り抜けて快速列車の降り客は改札口へ向かうことが出来るのである。そしてこの乗り換えの間、反対方面への列車は離れた島ホームの4番線を利用するということになるのである。
おお、なんと素晴らしい。これならわざわざ跨線橋の階段をえっちらおっちらと登る労苦も要らない。JRにしては(失礼)非常に気の利いたサービスである。しかし、一日に数本の快速列車接続のためだけに、わざわざこんなに複雑なホームを造ったの?(笑)
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「一見何の変哲も無い「町の駅」。」
一見何の変哲も無い「町の駅」。
「手前右側の0番ホーム左側の1番2番ホームのほかに、むこうの別の跨線橋からわたる3番ホームと4番ホームがある。」
手前右側の0番ホーム左側の1番2番ホームのほかに、むこうの別の跨線橋からわたる3番ホームと4番ホームがある。
「図にするとこのような配置 0番線と1番線の間に入線した列車が両サイドの扉を開放し、2番線の乗客の通路となる。」
図にするとこのような配置 0番線と1番線の間に入線した列車が両サイドの扉を開放し、2番線の乗客の通路となる。
「(画像をクリックすると拡大) 接続時以外には、ほとんど0番ホーム(上り)と4番ホーム(下り)しか使用されない。」
(画像をクリックすると拡大) 接続時以外には、ほとんど0番ホーム(上り)と4番ホーム(下り)しか使用されない。
「快速列車と接続する上り普通列車は「0番線と1番線」に入る。そして列車の両側の扉が開く。2番線に入ってくる快速列車の降り客は普通列車内をとおって改札に抜ける。」
快速列車と接続する上り普通列車は「0番線と1番線」に入る。そして列車の両側の扉が開く。2番線に入ってくる快速列車の降り客は普通列車内をとおって改札に抜ける。
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