「不都合なキャッチコピー」
松丸駅は「温泉のある駅」として有名な駅である。駅の2階にある温泉施設は『森の国ぽっぽ温泉』というネーミングからもわかるように汽車ポッポや駅と絡めたイメージをもってつくられている。ここは新設以来地域の人にも広く支持され休日の地元レジャー温浴施設として繁盛しているようである(四国温泉88箇所 番札所参照)。
一見、温泉を備えた大型駅と思う建物だが、実は駅機能は実質ホームだけで駅舎は地元の『松野町ふれあい交流館』と合築され、コンコースに見える部分は交流館の展示場であり切符販売も交流館に委託している。2階の温泉施設はまったくの民間企業の経営でありホームから直接入浴できる無料足湯コーナーも施設の運営である。つまり本当は「温泉のある駅」ではなくて「駅のある温泉」と呼ぶのが正しい(笑)。
なお、駅前には司馬遼太郎が『街道を行く』で紹介した旧西海道や旧酒蔵(四国酒蔵88箇所47番札所『野武士』)、また駅裏には四万十川支流の魚を紹介する水族館として造られたはずなのにいつのまにかペンギンやクリオネが人気者になってしまった(笑)『四万十学習センターおさかな館』等もあり、次の列車が来るまでの2時間を退屈しないで過ごせる環境である。
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「こんな田舎になんと立派な駅・・・に見えるが実は駅はホームだけ。」
こんな田舎になんと立派な駅・・・に見えるが実は駅はホームだけ。
「駅正面・・・に見えるがほとんどは温泉施設。送迎バスも停車中の車も入浴客用である。」
駅正面・・・に見えるがほとんどは温泉施設。送迎バスも停車中の車も入浴客用である。
「駅入り口・・・のように見えるが実は松野町ふれあい交流センターの観光案内所。駅は改札から向こうである。」
駅入り口・・・のように見えるが実は松野町ふれあい交流センターの観光案内所。駅は改札から向こうである。
「駅舎2階の足湯にはホーム上の階段から上がる。年に数回の特別なイベントの日で、ついでに列車見物で賑わうホーム。都会から来た観光客の人たちは、まだこの時点では1〜2時間に1本しか列車が来ないことに気がついていない模様。」
駅舎2階の足湯にはホーム上の階段から上がる。年に数回の特別なイベントの日で、ついでに列車見物で賑わうホーム。都会から来た観光客の人たちは、まだこの時点では1〜2時間に1本しか列車が来ないことに気がついていない模様。
「駅から出入りできる無料の足湯。通常なら1〜2時間はゆっくり入れる。なにせそれまで列車が来ない(笑)。」
駅から出入りできる無料の足湯。通常なら1〜2時間はゆっくり入れる。なにせそれまで列車が来ない(笑)。
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