「湿地帯」
いよいよここから予土線に突入である。四国の果てを走る全長76キロ、全線単線、全線未電化、最初の北宇和島駅から務田駅間は最高速度30キロを誇り、特急なしの99%ワンマン列車、運行は一日に上下各々8本の超ローカルJR本線である。
出目駅は高知県の県境まであと駅3つのところにある田園地帯の駅である。次の松丸駅も田園地帯であるが、線路は途中で森に入る。このあたりは四万十川支流の広見川のそのまた支流が絡めあうように流れている地域である。そのためかどうか、この森はいつも水でジャブジャブ、動画をよくみてもらえればわかるのだが別に前後の天気が悪いわけでもないのに線路もところどころで水浸しである。
台風のときはどうなるのだろう。心配すること無かれ、本来は暴れ川である四万十川沿いを走る予土線は大雨のときは即運休である。しかし実は、運休したところで誰もさして困らないというところに問題があるのだが(笑)。
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