「たぬきのラブホテル」
その昔、歌手の野口五郎が全盛だった時代はこの駅の入場券が良く売れたそうである。ちなみに野口五郎の芸名の由来は北アルプスの『野口五郎岳』から、ちなみに彼がレコード大賞歌唱賞を獲ったのは『私鉄沿線』であって、ともに当時の国鉄四国とはまったく関係がない(笑)。だいたいこの駅の名も野口五郎にちなんだわけでもなんでもなくこの辺の地名がたまたま「五郎」だったというだけのことである。
駅にはホームは二つあるが、よく見ると奥側のホームには線路がついていない。以前までは予讃線と内子線の乗換駅であったのだが、ルートが手直しされ今は乗り換え用ホームは廃止され線路は撤去されたのである。しかし写真のように廃ホームには依然として「宇和島方面のりば」のペンキ跡が残されているため、線路がないことに気がつかなければ、絶対に来ることのない列車を一日中待つことになってしまうのである(笑)。
この廃ホームのへりに巣箱がおかれている。大きく掲げられている文字は「(ハートマークに)憩いの家」(写真参照)。さる怪しい組織のサティアンを髣髴とさせる得体の知れない構築物である。よくよく見ると、おおっ「鉄子」という表札まであるではないか?ここで鉄道マニア諸兄は狂喜乱舞するであろうが君達のための施設ではない(笑)。実は夜な夜な駅に出没する野生のタヌキ夫婦のために有志が作った「愛の巣」なのである。 しかしさらにこのノリをエスカレートさせて何も知らないタヌキ夫婦を勝手に駅長に任命までしてしまったJR四国さん、人を化かすタヌキの上米をはねていると褒めてあげよう。(再笑)
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「肱川沿いの集落の中にある駅」
肱川沿いの集落の中にある駅
「向こう側のホームは、よく見ると線路が撤去されもう使われていない。」
向こう側のホームは、よく見ると線路が撤去されもう使われていない。
「「宇和島方面のりば」と書いているが初めての人はいくら待っていても電車はとまってくれない(笑)。そのホームの片隅に・・・。」
「宇和島方面のりば」と書いているが初めての人はいくら待っていても電車はとまってくれない(笑)。そのホームの片隅に・・・。
「ハートマークに「憩いの家」。何かのカルト宗教か?しかも「鉄子」って表札あるし。知らないマニアは間違って参拝するぞ。(笑)」
ハートマークに「憩いの家」。何かのカルト宗教か?しかも「鉄子」って表札あるし。知らないマニアは間違って参拝するぞ。(笑)
「(画像クリックで拡大) ホームには、つがいのタヌキやその子供達の写真が。本人達は知らない間に勝手に駅長に任命されてしまっている。(笑)」
(画像クリックで拡大) ホームには、つがいのタヌキやその子供達の写真が。本人達は知らない間に勝手に駅長に任命されてしまっている。(笑)
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