「鉄道と高速道路と川が交錯する立体交差」
伊予三芳駅は、まぁどこにでもある田園地帯の駅である。駅から南東へ500メートルの地点に予讃線の全長50メートルあまりの小さなトンネルがある。このトンネル、実はこの町を流れる天井川「大明神川」の川底を潜る河底トンネルである。ついでに河と一緒に川沿いの町道をも潜っており、さらにその上には今治小松自動車道路の高架まで通っている。
そもそも河を潜る河底トンネルは、全国に3箇所しかない貴重な構造物らしい。それだけでも珍しいのに、ここは上から順に高速道路、河と町道、JR鉄道線とが3重に交差している複雑ポイントである。この真上に飛行機が飛んでいく日には、まさに日本最強の立体交差ポイントとなる。しかし、悲しいことにこの種の「最強」に小躍りして喜ぶのは鉄ちゃんだけである。(笑)
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「田園の中ののどかな駅舎」
田園の中ののどかな駅舎
「壬生川方面に約0.5キロ」
壬生川方面に約0.5キロ
「川と一般道とを高速道路が横切っている」
川と一般道とを高速道路が横切っている
「川はいわゆる天井川になっている。この真下をトンネルが潜っている。」
川はいわゆる天井川になっている。この真下をトンネルが潜っている。
「上の川の下を鉄道が通っている。青函海底トンネルに匹敵する河底トンネル。ただし一瞬(笑い)。」
上の川の下を鉄道が通っている。青函海底トンネルに匹敵する河底トンネル。ただし一瞬(笑い)。
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