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「高木眼科医院の視力時計」
 人口16万人の今治市は、松山市に次ぐ愛媛県第2の都市であるとともに四国四県の中で第5番目の市町村でもある。市の中心部にある今治駅は、平成11年に完成した「しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」で結ばれた島しょ部への交通機関として船にとってかわった路線バスのターミナルでもあり、まさに西瀬戸の交通の要所である。
 
 市街地を東西に分ける踏切による渋滞を回避するために、高架駅として改修された駅のホームは見晴らしがよい。ホームに立つと北東方向遠方に来島大橋を眺めることができる。そこから東の市街地方面に目を移すと、かなたのビルの壁に駅に向かって造られたアナログ時計が見えるが、この時計、よく見ると文字盤が視力検査表となっている。
 
 このビルの高木眼科医院のホームページにはよると、この時計は「視力時計」となづけられ、今治駅のホームから「時刻と視力の両方を知るようにするために」わざわざ建造したということである。時刻を確かめるたびごとに視力を測る必要はあんまりないと思うのだが(笑)、今治を訪れた人はせっかくなのでぜひとも視力検査をして帰ろう。
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 「愛媛県第二の都市にふさわしい駅の全景」愛媛県第二の都市にふさわしい駅の全景 
 
   
 「ホームから海側の今治市街を望む」ホームから海側の今治市街を望む 
 
   
 「はるか遠くに来島海峡大橋も見える」はるか遠くに来島海峡大橋も見える 
 
   
 「正面方向に変なビル発見」正面方向に変なビル発見 
 
   
 「ブラックライトで照らし出されるので、夜間でも測定可能ということである(笑)。」ブラックライトで照らし出されるので、夜間でも測定可能ということである(笑)。 
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